化学製品の受託生産のスペシャリストとして、
お客様のさまざまなニーズに適切にお応えします。
当社では、溶液重合(ラジカル重合、重付加)、無溶剤重合の生産実績が多数あります。
攪拌翼はHiFミキサー(総研テクニックス)、スーパーミックス(佐竹マルチミクス)、アンカー+パドルを保有しており、
最大約10万mPa・sまで攪拌可能です。
技術の発展
従来の重合技術に精製技術とプロセス管理技術を加えることで、幅広い対応が可能となりました。
当社では、製品の生産技術とノウハウ、特色のある設備を活かし、柔軟にお客様のご要望に対応します。製品の受託生産からソリューションの提案まで、総合的なサポートをご提供いたします。
technology
技術の一覧
樹脂系 | |||||
---|---|---|---|---|---|
スチレン系 | アクリル | アクリル/ ウレタン 共重合 |
ウレタン | ||
重合技術 | ラジカル重合 | ◎ | ◎ | ◎ (アクリル部) |
|
アニオン重合 | * | * | |||
重付加 | ◎ (ウレタン部) |
◎ | |||
重合方法 | 溶液重合 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
バルク重合 | ◎ | ◎ | |||
フロー重合 | * | * | |||
沈殿重合 | ◎(AN) | ||||
修飾 | グラフト化 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
末端修飾 | * | * | ◎ | ||
精製技術 | 液/液抽出 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
超音波抽出 | ◎ | 〇 | 〇 | ||
メタル吸着 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | |
再沈、晶析 | ◎ | ◎ | 〇 | ||
溶媒置換 | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ |
◎量産実績あり 〇量産可能 *ラボ実績あり
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技術の一覧(プロセス)
重合
樹脂系 | 反応系 | 反応機構 | プロセス① | プロセス② | プロセス③ |
---|---|---|---|---|---|
アクリル | 溶液 分散(乳化、懸濁、沈殿) バルク |
フリーラジカル重合 リビングラジカル重合 |
滴下重合 一括重合 分割添加 |
追加触媒 修飾反応 水性化 |
精製 溶媒置換 |
スチレン | 溶液 | リビングアニオン重合 | 一括重合 フロー重合 |
||
ウレタン | 溶液 バルク |
重付加 | NCO伸長 OH伸長 ジアミン 伸長 水性化 |
溶媒置換 末端修飾 |
末端OH 末端NCO |
精製技術
方法 | プロセス | 具体例 |
---|---|---|
イオン交換 吸着 |
カラム充填 通液 バッチ処理 |
重合禁止剤除去 微量金属除去 脱水 |
液/液抽出 | バッチ | 残存モノマー、 微量金属低減 |
個/液抽出 | バッチ、 液相除去繰返し 超音波照射 |
残存モノマー低減、 残留溶媒抽出。 |
固液分離 | 再沈殿 | 貧溶媒中に滴下、 析出させ、 不純物を除去 |
acrylic
アクリル樹脂の重合
高分子量化
- 溶液重合で 180万超に対応
分子量制御(繰り返し再現性)
反応温度を高精度にコントロールすることで
10,000±300の繰り返し再現性を確保バルク重合
- ポリマーを溶媒として使用
- 6000Lスケールで実績がございます
精製技術(ポリマー/モノマー)
- 再沈殿による不純物除去と粉体化(ポリマー)
- 吸着、イオン交換による不純物除去(モノマー/ポリマー)
- 液/液抽出による微量金属除去(ポリマー)
プロセス管理
- 反応から充填まで外気に触れない設備構成
- 仕込み、充填工程はクリーンルーム内
urethane foam
ウレタン樹脂の重合
- 末端制御(OH/NCO)
- 高粘度(20万mPa・s/25℃)
- 各種ポリオール、イソシアネート取扱い
分析技術(ポリマー/モノマー)
- 分子量測定( 1,000~2,000,000/GPC)
- メタル検出限界0.1ppb (Na、K、Ca、Fe、Mg、Zn/AAS)
- 残存モノマー等の微量分析(50ppm/GC、HPLC)
- 粘度、滴定、屈折率、赤外、UV-Vis、水分、粒度分布
- NIRによるOHv測定