profile
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T.M.
卒業後、非化学系のメーカーに就職するも、これまでに自身が学んだ専門知識を活かし社会貢献したいとの思いから当社に転職。入社より開発部にてプロセス開発を担当。
- 部門:開発部
- 入社:2016年
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Y.A.
卒業後、低分子受託製造のプロセス開発を行うメーカーに就職。その後未知の分野であった高分子受託製造に挑戦すべく当社に入社。プロセス開発を担当。
- 部門:開発部
- 入社:2019年
入社のきっかけ
山南合成化学株式会社に入社した理由は何ですか?
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T.M.
- 化学系大学院を修了後、非化学系の職務に従事していましたが、専門知識を活かせる職場でキャリアを積みたいという想いが強くなり、高分子分野で定評のある山南合成化学株式会社に入社しました。
Aさんは化学系のメーカー出身でしたね。
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Y.A.
- 当社に入る前は、医薬品系の受託製造メーカーで働いていました。
低分子のプロセス開発に携わるなかで、「高分子の受託製造も経験してみたい」と挑戦意欲が高まって、山南合成化学株式会社に入社しました。
高分子は未知の分野でしたが、入社後に前職で培ったプロセス開発の知識やスキルがかなり役立ちました。
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T.M.
- Aさんは受託製造1本で、キャリアを積んでいますね。
受託製造メーカーの魅力は、どんなところだと思いますか?
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Y.A.
- 自分が持ち合わせていない知識を、様々な分野の開発業務を通して得られるところだと思います。
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T.M.
- 多種多様なレシピを扱えるので知見が深まりますよね。
領域が限定されないのは、受託製造の大きな魅力だと思います。
私もそこに惹かれて、最終的に当社に入ることを決めました。
入社前のキャリアや学歴を教えてください。
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Y.A.
- 私は宮崎出身で島根の大学に進学しましたが、Mさんのご出身は京都でしたっけ?大学も京都府内ですか?
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T.M.
- 出身は京都ですが、高校卒業後の進学先は京都府外です。
大学は大阪で大学院は奈良と、近畿エリアの教育機関で学び、兵庫・丹波にある当社に辿り着きました。
Aさんも京都に住んでいたことがあるんですよね。
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Y.A.
- 前職の関係で4年ほど住んでいました。大学を卒業後、広島の化学メーカーに入り、しばらくして京都に赴任したんです。
そして今は兵庫に根を下ろしています。
いろいろな地域を渡り歩いてきましたが、一貫して化学の知識を活かしたモノ創りの道を歩んでいます(笑)。
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T.M.
- モノ創り一筋ですね。
ちなみに、大学ではなにを研究していましたか?
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Y.A.
- 理工学部で有機化学分野の研究を行っていました。その時に得た基礎知識が高分子分野にも応用できていると感じています。
Mさんも大学、大学院とも理工学系の学科で有機化学を研究されていたんですよね?
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T.M.
- 高分子を扱う研究室に所属しながら、低分子の研究をメインにしていました(笑)。
とはいえ、低分子の知識は高分子にも応用できるので、今の仕事にもおおいに役立っていると思います。
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Y.A.
- たしかに、メカニズム自体は異なりますが、低分子の基礎知識は高分子の領域にも応用できますね。
お客様のレシピを両側面から見ることで、より多角的なアプローチが可能になると思います。
仕事のやりがい
担当している業務内容について教えてください。
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T.M.
- 開発部門の仕事の流れとしては、まずお客様から提示された反応条件をもとに、1L程度のフラスコで再現実験を行ないます。
次に採集したデータを確認して、スケールアップした際に当社の設備で再現可能なプロセスか、改良できる点はないかと検討します。
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Y.A.
- お客様が設計した樹脂(高分子材料)基準を、フラスコレベルの100倍から10,000倍の製造機械で再現するために、製造手順やプロセス管理基準の構築も行ないますね。
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T.M.
- そうですね。私たちはリーダーの立場なので、再現実験の条件などを設定したら後輩たちに手順を説明して、実際のフラスコ実験は後輩たちに任せています。
その後の、結果をまとめたり次の実験計画を立てたりするのは私たちの役目で、お客様との窓口もリーダーが務めますね。
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Y.A.
- 開発部門のリーダーは、各工場とのやり取りも多いですよね。化学品を取り扱う作業には危険が伴うので、開発部門には、製造オペレーターが万が一にも事故を起こさないように適切な製造手順を作る責務があります。
プロセスやプロセス管理基準を構築する際は、生産技術部門に相談し、現場の製造担当者とも綿密に打ち合わせるなどして、安全を担保するために慎重に慎重を重ねて進めています。
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T.M.
- 開発部門は、お客様から依頼を受けてから生産に入るまでの一連の流れを、包括的に把握することのできる部門です。
私たちには、橋渡し役として、業務が円滑に安全に進むように目を配ることも求められていると思います。
仕事の中でやりがいや達成感を覚える瞬間はいつですか?
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T.M.
- 私はフラスコ実験で仮説どおりの数値が得られたときや、実機試作でフラスコスケールで得たデータから想定されたとおりに反応が制御できたときに達成感を得られます。
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Y.A.
- フラスコスケールの結果がよいと量産化につながりますし、やりがいのある工程ですよね。
小規模で積み重ねた実績を大規模プラントで再現できたときには、感慨深く思います。
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T.M.
- フラスコで予想とは違う結果が出たときに、なぜそうなったかと追求する過程にもやりがいを感じますね。
量産に向けての第一歩となるので、非常に責任ある役割を担っていると思います。
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Y.A.
- 安全かつ効率的な製造手順を構築して、お客様から「山南さんのおかげで商品化できるよ」と嬉しい言葉をいただけると大きな喜びを感じます。
量産体制に入るということは、社内外に利益を生む仕事を成し遂げられたということなので、達成感も得られますね。
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T.M.
- お客様から難度の高いプロセスを提示されることもありますが、試行錯誤して実現可能性を探り、より効率的なプロセスを提案して採用に至ったときの喜びはひとしおですよね。開発者(研究者?)冥利に尽きる瞬間です。
職場環境
職場の雰囲気について教えてください。
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Y.A.
- 部門外の人ともコミュニケーションを取る機会が多い職場ですよね。全従業員数約80名と顔が見える人数なので、みんなで協力しながら、ラボでの実験や工場での生産活動を行なっています。今この瞬間も、部署内外で樹脂づくりの話し合いをしていると思いますよ。
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T.M.
- 少人数なので技術的な提案もしやすいですし、自分の意見や主張を聞き入れてもらいやすいですね。
私たちは上司と年齢が近いこともあって、フラットな関係が築けていると思います。行き詰まったときには、気軽に相談にのってもらえます。
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Y.A.
- 上司にも先輩にも相談しやすい環境だと思います。未経験で入社しても、不安を感じることなく仕事に取り組めるのではないでしょうか。
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T.M.
- 年が離れていても、化学という共通言語があるのでお互いに話しやすいと思います。開発部門では、四半期に1度くらいの頻度で飲み会などの交流の場を設けていますが、そういう機会に、部内の絆がさらに深まっていると感じますね。
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Y.A.
- 職場以外でのコミュニケーションも、メンバー間の信頼関係構築に大いに役立っていると思います。
会社のサポートや研修制度についてどう感じていますか?
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T.M.
- 入社後研修は基本的にはOJTですが、業務内容が多岐にわたるので、資料で説明されるよりも現場で実際の手順を教わりながら手を動かしたほうが身につきやすいと思います。
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Y.A.
- キャリア採用の方も多いので、即OJTで実践に入っても問題ないですね。ラボのメンバーの教育は私たちが担当していますし、新しく入られた方にはとくに丁寧に指導しているので、安心していただければと思います(笑)。
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T.M.
- 当社では、社員の成長を促すサポートも充実していますね。危険物取扱者など特定の資格受験費用やセミナー、展示会の費用を会社が負担してくれるので、スキルアップを叶えやすい環境です。
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Y.A.
- 自己研鑽の場は豊富にありますね。私は会社が契約している資格学習のサブスクサービスで、英会話の講義などを受講しています。入社1年目から利用できるので、仕事に慣れてきたら積極的に利用してみてもいいと思います。
今後の目標
山南合成化学株式会社で働くことの魅力は何ですか?
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T.M.
- 当社の開発部門では、フラスコで得られた結果をもとに大規模な生産プロセスを構築して、実機での試作に立ち会い、必要に応じて現場の方に指示を出すところまでを担います。
フラスコスケールから、何トンという実機スケールの試作まで携われるのは醍醐味だと思います。
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Y.A.
- ラボに籠もりきりではなく、多くの人と関わり合えるのも魅力ですね。
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T.M.
- 開発部門というと、一般的には「フラスコ実験で条件を出して終わり」というケースが多いのかなと思いますが、当社は違いますよね。
Aさんは、ほかにどんな魅力を感じていますか?
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Y.A.
- 当社には樹脂づくりの肝となる分子量制御のノウハウが多くあり、議論するためのツールや設備も整っています。
スタッフには、分子量を正確に制御しようという意識が根づいています。そんなところにも魅力を感じますね。
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T.M.
- 高分子製造の環境に恵まれていますよね。
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Y.A.
- 日々の生産活動においても課題や難題に挑戦的に試行錯誤し、新たなノウハウを獲得して知見を蓄積していますし、そうした積み重ねが、組織全体のレベルアップにつながっていると思います。
今後のキャリアや目標について教えてください。
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Y.A.
- 樹脂は多用途で使用されている素材で、モノ創りにおいては必要不可欠なもの。当社の樹脂製造のプロセス開発力を外部に発信して、多くのお客様に山南合成化学の技術力の高さを知ってもらいたいと思っています。Mさんはいかがですか?
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T.M.
- 私も「高分子の受託製造といえば山南合成化学」と、より多くのお客様に認知してもらえるように、さらに技術力を高めていきたいです。
どんどん実績を積んで、「山南合成化学でしか実現できない」と評価されるように、努力を重ねていきたいと思います。
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Y.A.
- お客様からの信頼は私たちのモチベーションを向上させ、自信を深める力となります。
難しい条件でも、「山南さんなら量産体制を実現できる」と頼られる存在であり続けたいですね。
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T.M.
- そうですね。お客様からいただいたプロセスをなぞるだけではなく、「この部分を改良すれば時間短縮になり、結果的にコストダウンにつながりますよ」といった効果的な提案ができるように、開発チームの総合力を高めていきたいです。
schedule
とある1日のスケジュール
リーダークラスの場合
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8:30
出社・朝礼・メールチェック
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9:00
リーダーミーティング
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10:00
部内ミーティング
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12:00
昼休憩
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13:00
試作立会い
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15:00
進捗確認
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16:00
資料作成・メールチェック
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17:00
退社
一般部員の場合
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8:30
出社・朝礼・メールチェック
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9:00
実験開始
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10:00
部内ミーティング
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11:00
お客様とのお打ち合わせ
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12:00
昼休憩
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13:00
実験・資料作成
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16:00
実験片付け・翌日の準備
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17:00
退社