アクリル系及び
ウレタン系樹脂の開発と
受託生産のエキスパート

山南合成化学株式会社は1970年の創業以来、アクリル系及びウレタン系樹脂に関するお客様の課題を解決する最良のパートナーとして歩んできました。現在は、受託専業メーカーとして製品開発支援、高度な品質管理を通して製品の性能向上とお客様の価値創造を永続的にサポートいたします。

受託サービスについて

feature

山南合成化学の特長

  1. 01高粘度製品の均一混合に
    対応した攪拌設備

    低粘度のモノマーから高粘度のポリマーに変換する重合過程の粘度変化に追従し、効率よく混合する攪拌翼を各種取り揃え、短時間で均一溶液とすることで、安定した品質の製品創りが可能です。効率攪拌のために、攪拌翼の形状に加え、高トルクの攪拌モーターを保有し、数十万mPa・sの高粘度製品の均一混合に対応します。

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  2. 02急激な発熱にも対応できる
    除熱設備

    ラジカル重合等の爆発的反応が起こり、激しい発熱が生じる重合プロセスにおいて、その反応を安全に制御するための内部コイルを備えた設備を保有しています。これを用いることにより従来は溶剤によって希釈して行わなければならなかったラジカル重合反応をより高濃度で行うことができ、高分子量化、工程短縮することができます。また、冷却・加熱の切り替えにより効率よく系内を設定温度にすることが可能です。

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  3. 03水分管理が必要な原料の
    安定的な取り扱い実績

    ウレタン樹脂の原料である各種イソシアネートモノマーやシランカップリング剤等は水分との反応により品質が劣化します。また、種類によっては変異原性物質に指定されているモノマーもあります。当社ではこれらの不安定物質を安全・安定に取り扱い、得られるポリマーの品質に影響を及ぼさないための長年にわたり培ったノウハウがあります。

  4. 04金属精製に適合した
    固液分離技術

    重合反応によりポリマーとした後に原料モノマーに由来する固液分離を利用して精製する技術を保有しています。再結晶精製のみならず、結晶性の無いポリマーに関しても溶剤の種類と組み合わせ比率を最適化することで、効率的に金属を除去するノウハウを保有しています。

  5. 05開発ステージからの
    量産化プロセス設計支援、
    提案力

    これから新規に立ち上げる製品のスクリーニングサンプル、または顧客評価用サンプルの作成、パイロット製造、量産化のためのプロセスデータ取得等、各開発ステージでの開発支援を行います。さらに、より低コストで製造するための工程短縮、効率化プロセスの設計支援並びに提案を行います。

equipment

設備紹介

特徴的な設備と品質管理により、
幅広い製造条件に柔軟に対応

山南合成化学では、特徴的な設備と品質管理の徹底により、あらゆるニーズに合わせてスピーディーに、幅広い製造条件に対応可能です。

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data

数字で見る山南合成化学

  • 会社設立

    1970

  • 従業員数

    82

    ※2024年
    4月時点

  • 年間生産量

    6,795t

  • 売上高

    売上高を表したグラフ 2019年(50期):2,135,000,000円、2020年(51期):2,303,000,000円、2021年(52期):2,659,000,000円、2022年(53期):2,957,000,000円、2023年(54期):3,206,000,000円
  • 生産量内訳


    生産量内訳グラフ